マーケティングの進化とネットワークビジネス
ネットワークビジネス(MLM)も時代の変遷とともに、変わっていますが、
マーケティングも同様です。
まずは、マーケティングの基礎からご説明します。
1961年にアメリカのJ・E・マッカーシーが提唱した4Pです。
これは以下の4つの頭文字から呼ばれています。
- Product(製品)
- Price(価格)
- Place(流通)
- Promotion(プロモーション)
これは、メーカーや企業側から、顧客へのマーケティングをどう展開するか
と考えだされたものです。
日本でも当時は、「マーケティング」という考え方自体が革新的で、
4Pという覚えやすさから、業界では広く浸透しています。
また、現在でもほとんどのマーケティングの本に4Pが説明されています。
その後、時代の変化とともに、メーカや企業などの売る方の視点より、
「顧客志向」の重要性が認識されるようになってきました。
そこで、新しく出てきた概念が、
R・F・ローターボ-ンが、1993年に提唱した4Cです。
4Cとは、4Pの売る方視点に対して、買う方の視点の要素です。
- Customer Value(顧客価値)
- Customer Cost(顧客の負担)
- Communication(コミュニケーション)
- Convenience(利便性)
マーケティング戦略が成功するためには、企業の提供する商品が、
顧客が要求している価値にマッチしていることが重要です。
4Pに対して、4Cと覚えやすいので、こちらもすぐに広まりました。
しかし、この4Cが提唱された当時、
インターネットは現代ほど一般家庭に普及していませんでした。
また、現在のように、ツイッターやFacebookなどのソーシャルメディア
の普及によるマーケティングへの影響力についてまで、
考慮されていませんでした。
そのため、インターネットでの広告活動がマーケティングとして活用
されている現在の状況では、また違った考え方が必要となってきました。
私達のネットワークビジネス(MLM)も、在宅ビジネスとして、インターネットを
利用し、実店舗の代わりにホームページを使っています。
ホームページでいかに効率よく集客するかが重要な要素となってきます。