「ABCで簡単リクルート」の嘘

さて、4つ目の嘘として、 ABCで簡単リクルートが「嘘」
だということですね。

まずは、このABCについてご説明します。

ABC(エービーシー) とは、
ネットワークビジネス参加初心者がアップや
アップラインの助けを借りて共同で行う勧誘行為。
勧誘テクニックの一種。
A=Adviser:アドバイザー
B=Bridge:橋渡し
C=Customer:客 

自分(B)が、知り合い(C)を勧誘する時に、
アップライン(A)の助けを借りて勧誘を行うことから
ABCと言われている。

というそれぞれの役割の頭文字からとったんですね。
さすが、システム化されたネットワークビジネス活動!

つまりは、まだ仕事に慣れていない新人ディストリビューター
の勧誘をベテランのディストリビューターが手伝って一緒に
することです。

確かに、新人にとっては、ベテランの勧誘の仕方を
身近でみることで、仕事の仕方も早く学べるでしょう。

また、話を聞く方にとっても、まだ入会したばかりで、
ダウンさんが一人もいない時、すでに多くのダウンさん
を持っている成功者の話の方が説得力もあるでしょう。

しかし、全く知らない人、初めて会ったばかり人の話を
信用するでしょうか?

実は私も最初にドイツで、MLMの勧誘された時、製品も
一月分いただいたし、知り合いだからもう少し詳しく話を
聞かせてもらおうと思いました。

が、その時知り合いは、「私もよく分からないから●●さん
(知り合いの直アップ=スポンサー)にあなたのメール
アドレス教えていい?」

と言われて、ちょっと驚きました。
知り合いだから、話を聞いてみようと思ったのですが、
そのビジネスのことをよく知らないのに、簡単に人に勧める
という行為に無責任さを感じました。
なんだか、単にお金儲けのために利用されているような
嫌な気分にもなりました。

もし、自分がそのビジネスを始めるなら、人に話す前に
自分でビジネスのことを勉強すべきでしょう?

もちろん、お世話になっている人から勧められたら、
簡単には断れないこともあるかもしれません。
でも、そういう理由で始めたビジネス、自分でも熱心に
取り組むことできませんよね。
結果として成功することも難しいと思います。

これは自分のビジネスですから、自分で責任持つべき
だと私は考えています。

もちろん、インターネットを使った活動でも同様です。
まだ入会したばかりの頃に、質問メールが来た場合、
まずは自分で下書きを作成していただきます。
その後、その下書きをアップに添削してもらい、
ご質問された方に直接メールします。

アップが代わりに返信するということは、
質問された方も不審に思われますよね。
「この人は、まだビジネスの仕方が分かっていない」
と思われるでしょう。

直接顔を合わせることがない、メールだけのやり取りで
信頼関係を築く事、これも私たちには大切な仕事です。

また、ネットワークビジネスで成功することができたら、
そのコミュニケーション術は他のビジネスでも充分に
生かすことができます。

これと同じことをレポートにも書かれています。

ネットワークビジネスでも、
人間関係を大切にして、
信頼関係を築いておけば、
トップディストリビューター
という肩書きが突然無くなっても、
それほど困ること
はありません。
私の推奨するマーケティングは、
先ず信頼関係の構築
から始めるものなのです。
(あたり前ですよね

このレポートの著者も、ABCはやっていないというので、
いまどきの口コミ活動でも使われない古い
システムかもしれません。

もし、「ABCで簡単リクルート」という人がいたら、
この「ネットワークビジネス9つの嘘」を見せてあげましょう!