「世界中の人達が見込み客だ!」の嘘

「ネットワークビジネス9つの嘘」の中の2つ目の嘘。

世界中の人達がプロスペクト(見込み客)だ!

と、私のアップラインもインターネットで宣伝できることから
口コミ活動のように、自分の知人や家族を無理やり勧誘する必要ない
世界中の人があなたのホームページを見て、ご参加いただきます。
と、同様のことを言っています。

私の場合、ドイツ在住ですが、ドイツ語ができない、英語もできないので
日本語のホームページを作成しています。
今では世界各地にお住まいの日本人の方、日本語が分かる方が
私のホームページをご覧になって、このビジネスにご参加いただいています。
なので、これは、『嘘』ではありません。

しかし中には、上記のように言って、誰にでも積極的に声をかけることを
奨励している会社やグループ、アップラインもいるようです。
これは、「嘘」というより、「大いなる勘違い」です。

インターネットでの活動と口コミでの活動の大きな違いがあります。


まずは、この「見込み客」という意味からご説明しましょう。

「見込み客」とは、ある製品を買う可能性のある人(法人)のこと。

つまり、「買ってくれる見込みがあるお客様」という意味です。

 


口コミ活動のビジネスでは、最初に知人、友人のリスト作りをして
片っ端から声をかけていくことをアップから習います。
この方法では、全く、見込みのない人=製品やビジネスに興味がない人 
もリストに含まれているので、声をかけられた方は迷惑だし、声をかける方も
断られる確率の方が高いのでお互いにストレスとなりますね。

また、このように全く製品やネットワークビジネスに興味のない人に
無理な勧誘をするというのは、いわば、『押し売り』行為です。
この業界全体が悪いイメージを持たれる原因の1つにもなります。

 

しかし、インターネットを利用した活動は、全く違います。

なぜなら、こちらから声をかけ手勧誘する必要がないからです。
「見込み客」の方から、私のHPやブログを読んでビジネスにについて
教えて欲しいと、コンタクトを取ってきます。
なので、こちらから「見込み客」を探し回る必要もありません。

だから、私のアップラインが意味する
世界中の人達が見込み客だ!は、ある意味事実でもあります。

 

 

ネットワークビジネスとは、本来の名称は、
マルチレベル・マーケティング 「MLM(Multi-Level Marketing) 」
マ ルチ=多面的な レベル=階層 マーケティング=商法

マーケティングは、直訳すると「販売戦略プラン」です。
つまり、まずは戦略プランをしっかりと立ててから活動すべきです。

 

この活動方法を間違っている、よく理解していないアップラインが
いるため、全く見込みのない
人に、無駄な時間と手間をかけて
商品やビジネスについて説明したり、説得するの
では、
効率が悪く、ビジネスとしては成り立つはずありません。

また、ビジネスとは、顧客のニーズに対応することで、
その代償として金銭を支払ってもらうことで成り立っています。
顧客が望まないことを押しつけてはそのビジネスの将来
はありません。

世界中の人達が見込み客だ!

といういい方では、確かに誤解を招くこともあるでしょう。

世界中にいる見込み客を対象に、インターネットでビジネスできます。

と、

世界中の人達=見込み客

ではなく

世界中にいる見込み客

と、もっとターゲットを明確にした表現にした方が分かりやすいと私は思います。

ターゲットを明確にすることで、アプローチの方法も変わってきます。
これは効率よくビジネスするために、必要不可欠なことです。