無限連鎖講とは、金品を払う参加者が無限に増加するという前提において、二人以上の倍率で増加する下位会員から 徴収した金品を、上位会員に分配する事で、その上位会員が自らが払った金品を上回る配当を受けることを目的とした団体の事である。

人口が有限である以上、 無制限に成長する事が絶対的に有り得ないため、日本では、無限連鎖講の防止に関する法律で禁止されている。

親会員から子・孫会員へと会員が無制限に、ねずみ算的に増殖していくシステムから、一般的にはネズミ講と呼ばれる。特定商法取引に関する法律第33条で定義される販売形態に沿った連鎖販売取引は違法とは言えず、その意味ではネズミ講とは呼べない。

また、マルチ商法、マルチまがい商法についても侮蔑的にネズミ講と呼ぶことがあるが、法的には一概に無限連鎖講とは言えない。他にはピラミッド商法という手法も存在している。

 

以下のような傾向が強く、社会問題としてとりざたされる事もしばしばである。

 

1 強引な勧誘

商品説明などの際に両脇を会員や社員で固めて席を外し難い状態に置き、長時間引き止める。

クリーニングオフ制度に定められた説明を怠ったり、担当者の不在を理由に解約の応答を遅らせたりしたり、解約可能な期間が過ぎたので無効だと一方的に返金を拒否する。

 

2 各会員に半ば強制的に物品を卸して買い取らせる。

3 商品を巧言を弄して販売させる。

商品の特徴を誇張する。

薬事法上で認められない表現を使う。

事実に反して「○個限り」や「最後の購入チャンス」などとし、射幸心を煽る。

 

無限連鎖講の防止に関する法律に違反した場合、以下の罰則があるます。

無限連鎖講を開設し、又は運営した場合は3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金 又はこれを併科

業(一定の目的をもって同種の行為を反復継続的に行うこと)として無限連鎖講に加入することを勧誘した場合は1年以下の懲役または30万円以下の罰金 又はこれを併科

無限連鎖講に加入することを勧誘した場合は20万円以下の罰金(1回勧誘しても違反が成立する)

となっている

 

※ 参考 ウィキペディア「無限連鎖講」より