昨日、所属しているコーラスのコンサートがありました。
バッハの「マタイ受難曲」、休憩を入れて3時間20分の大作です。

 
プロの演奏者の場合、コーラスはずっと立ったままですが、
私たちのような素人、それも年配の人が多いコーラスでは、歌わない曲
の時には椅子に座っていいのです。
ソリストのアリアなど、とても美しいのですが、長くて、ちょっと睡魔が
 
ということで、休憩の時にお弁当を食べていい気分になって、後半は
歌わない部分で、緊張感が緩んでしまいました。
 
椅子に座っている時にうとうとしてしまい、体から力が抜けて重たい楽譜を床に「ドサッ」と落としてしまいました。
静かな曲の時だったので、結構音が大きく聞こえたようです。皆さん、ごめんなさい。
 
 
いつも思うんですけど、コーラスのコンサートでうまく歌えなかった曲が
コンサートが終わってから何度も頭の中で聞こえてくるんですよ。
もっと早くから練習しておけばよかった~
そしたら、もっと良く歌えたかもしれない。
と毎回コンサート後に反省するのですが。。。
 
 
心理学的に、このように「未完の課題についての記憶は、完了した課題に
ついての記憶より想起されやすい」という現象のことを"ツァイガルニク効果"
と呼びます。 
 
 
これは、 ドイツのゲシュタルト心理学者であるクルト・レヴィン(1890-1947
が、人間の記憶について、「達成された課題よりも、達成されなかった課題や
中断している課題の方が記憶に残りやすい」と考え、このレヴィンの考えに基
づき、ソビエト連邦の心理学者であったツァイガルニクが実験を行い、実証した
ためこう呼ばれるようになりました。
 
 
つまり「うまくいったことよりうまくいかなかったことの方がよく覚えている
ということです。

これは、一度でうまくできてしまうとすぐに忘れてしまうことも、何度か失敗する
ことで 後々まで覚えていることができるのです。
 
確かに、自分の過去の思い出は、失敗したことの方がよく覚えていますね。
 
強く記憶に残すことができれば、似たような課題にぶつかった時に、すぐに解決
方法を思いつく可能性があるという長所もあります。

 
私たちは、ネットワークビジネスを自分のサイトを作って宣伝しています。
このサイト作りもPCやHP作成初心者の方には、最初は分からない事だらけで、
うまくできなくて、何度も同じ作業を繰り返すことがあります。
 
しかし、何度も失敗することで、記憶によく残るので、今度人に教える時に
どこで躓くかも、自分の経験で分かります。
 
「失敗は成功の基」と言いますが、まさにこれですね。
 
 
そうそう、コンサートの椅子、こちらの人の脚の長さに合わせて高いんですよ。
脚が長いと楽譜もちょうど脚の上に乗せられるけど、私のように脚が短いと
膝の方が低くなって、滑り台状態になるので、楽譜をしっかり持っていないと
滑り落ちるんです。
 
て、言い訳ですが・・
 
きっと、プロの音楽家は緊張しているから、こういう失敗ないですよね。
ソリストの皆さん、オーケストラの皆さん、指揮者さん、コーラスの皆さん、
ごめんなさい!
 
って、反省だけなら、猿でもできますが。。。
 
ネコ並みの記憶力の私は、また3日もしたら、すっかり忘れてしまい、
次のコンサートもぎりぎりまで練習しないで、うまく歌えないんだろうな~